隠れ肥満を改善するには

理学療法士の間中です。

以前に「隠れ肥満を知っていますか?」というタイトルでコラムを書きました。

今回は隠れ肥満を改善するには何をすればいいのかを書きたいと思います。

まずは、「適度に食べる」ことが重要です。極端な糖質制限は筋肉量が減ってしまい、逆効果となります。なので、糖質、脂質、タンパク質をバランスよく摂取する事が重要となってきます。

もう一つは、「運動をする」ことです。特に有酸素運動(軽く息が弾む程度の強さ)が内臓脂肪を減少させる効果があると言われているので、ウォーキングやサイクリングがお勧めです。

しかし、なかなか運動する時間がつくれない、億劫で運動したくないという方もいるかと思います。そんな場合でも、日常生活の中で少し工夫をして動く量を増やすことでも効果があると言われています。例えば、買い物に行った際にあえてお店から遠くの駐車場に停めるとか、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うなどが挙げられます。これを

病気になる前の予防のことを一次予防と呼びます。昔は感染症や飢餓によって健康を損なうことが多かったようですが、現代のような便利な時代(飽食・車社会)では、肥満や隠れ肥満を改善することが未病につながります。

今回のコラムが皆さんの健康維持の一助になれば幸いです。